■セットアップ
1.Ubuntu 14.04 搭載マシンを準備する。
操作環境に応じてsshやIPアドレスの固定化をする。
2.カーネルをダウングレードする。
カーネルのバージョンをkernel 3.19 (lowlatency)にダウングレードする必要がある。
以下のコマンドでインストール可能なパッケージを検索すること。
sudo apt-cache search linux-image
指定されたバージョンのカーネルをインストールしたのちは不要となったカーネルを削除すると、起動時に選択する必要がなく楽。
コマンド例
sudo apt-get autoremove –purge linux-{headers,image}-4.4.0*
3.電源制御を無効化
OS上では /etc/default/grub のGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT行に以下の設定を追加。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet intel_pstate=disable “
BIOS上ではCPU制御機能をオフにする。(CPU frequency control, C-States, P-States など)
設定がうまくいっているかは i7z などのCPU利用状況確認ツールを利用するとよい。(C0での動作が100%で、そのほかC3,C6が0になっていればOK)
4.CPU Frequency scalingの無効化
sudo apt-get install cpufrequtils sudo vi /etc/default/cpufrequtils GOVERNOR="performance" sudo update-rc.d ondemand disable sudo /etc/init.d/cpufrequtils restart cpufreq-info
※セットアップ参照元
https://gitlab.eurecom.fr/oai/openairinterface5g/-/wikis/OpenAirKernelMainSetup
■OAIインストール
gitを用いてソースコードを入手
git clone https://gitlab.eurecom.fr/oai/openairinterface5g.git
gitコマンドがエラーとなる場合は以下を参考にすること。
https://askubuntu.com/questions/186847/error-gnutls-handshake-failed-when-connecting-to-https-servers
※インストール参照元
https://gitlab.eurecom.fr/oai/openairinterface5g/blob/master/doc/GET_SOURCES.md